こんばんは北のスキーヤーです。
今回は日高国際スキー場の紹介になります。
- オープン日(12/26)※2022-2023シーズン
- リフト運行時間
- 9:00 ~ 21:00(ナイターは16:00~)
アクセス
日高国際スキー場は北海道日高町にある町営のローカルスキー場です。
- 札幌駅から車で約2時間(約130km)
- 帯広駅から車で約1時間半(約90km)
- 新千歳空港から車で約1時間半(約90km)
正直なところアクセスは良くありません。札幌からも帯広からも遠く、高速を使えば道は楽なのですが下道を使う場合は長いこと山道を走ることになります。
公共交通機関に関しては非常に厳しく、日帰りするのは難しいです。スキー場に併設されたひだか高原荘という宿があるのでそこに泊まるのが無難でしょう。
道外から来るのであれば、新千歳空港か帯広空港でレンタカーを借りて高速道路を使用するのが現実的です。
駐車場

非常に大きな駐車場がゲレンデの目の前にあります。日曜日でしたが混雑はありませんでした。
ゲレンデの施設

ローカルスキー場ではありますが、ひだか高原荘という宿泊施設が併設されているため、なかなか賑やかです。
スキー場管理棟と無料休憩所

赤と黒のツートンカラーが印象的な2階建ての建物が管理棟です。1階の窓口でリフト券が購入できます。
2階は無料休憩所(更衣室)のようです。

リフト券にはお得なランチパックがありました。スキー場に併設されたレストラン(やまなみ)の他、日高町内にある複数の店舗で使えるようです。
レストランやまなみ

ランチパック対象メニューの鉄板ミートソースに惹かれて行きましたが、休止中のメニューとのことでやむなく「かき揚げそば+ライス」に変更しました。(笑)
ゲレンデ

ローカルスキー場にしては大きなスキー場という印象です。4本のペアリフトとコースが10本もあるのでかなり楽しめるのではないでしょうか。
ただ、積雪不足なのかこの日はまだ第4ペアリフトを運行していませんでした。

第1ペアリフト

まずは第1ペアリフトに乗ります。ナイターはこのペアリフトだけ運行です。

リフトは緩やかに登っていきます。

第1ペアリフトはチャレンジコースの脇を登り切ると終点です。
奥に第2ペアリフトが見えます。

ここからチャレンジコースとファミリーコースに行けます。今回は第2ペアリフトに乗って上へ向かいます。
第2ペアリフト


第2ペアリフトはいきなり急勾配で登っていきます。積雪が多い地域ではないので、ブッシュがたくさんあります。

斜面を登りきるとスキー場の上部が見えてきました。

綺麗に圧雪されています。



第2ペアリフトを降りたところでも眺めは良いです。
第3ペアリフト



第3ペアリフトからはジャイアントコース良く見えました。
こうしてみるとなかなかの斜度です。

ジャイアントコースの迂回ルートは斜度が急な上部を迂回して中間地点に合流できます。
奥に見るのが山頂へと続く第4ペアリフトです。


山々が連なるとてもいい眺めです。

ジャイアントコースの上部に来ると日高市街の様子がよく分かります。
ジャイアントコース(上級)
ジャイアントコースは上級と中級があり、上級は最大斜度35度(平均17度)の急斜面です。
長くても困りますが、全長は450mと短めです。

斜面はフラットに見えますが、左側は僅かに左肩下がりです。リフト側はフラットです。斜度の割には幅が狭い印象です。

あさイチは斜面が日陰になっているので少し怖いです。日が高くなると日が当たるようになるので、不安な人はお昼ごろに行きましょう。
ジャイアントコース(中級)
ジャイアントコース(中級)は上級コースを迂回するルートですが、最大斜度は27度(平均13度)です。
こちらも全長が520mと短めです。


こちらもいい眺めでした。

こちらは上級に比べて幅が広めです。

ジャイアントコース(中級)の中間地点に第4ペアリフト乗場があります。

この斜面を降るとジャイアントコース(上級)と合流して第3ペアリフトの乗場にたどり着きます。

今日の雪面はちょうど良いカービングバーンでした。
宮様スロープ
宮様スロープは最大斜度22度(平均13度)です。全長は1,170mでゆったりとしたカービングを楽しめます。
三笠宮寛仁親王に因んで名付けられたようです。


上部は幅の広いバーンです。


中部も幅は広いですが半分は非圧雪なので、そのうちコブ斜面になりそうです。


宮様スロープの中部には第2ペアリフト乗場とファミリーコースへ続くの迂回コースがあります。


少し下ると別れたファミリーコースと再度合流します。

ファミリーコース
ファミリーコースは最大斜度22度(平均9度)です。コース下部で宮様スロープと合流します。
非常に緩やかなので初心者の練習にもってこいです。


チャレンジコース
チャレンジコースは最大斜度31度(平均11度)の急斜面です。
31度とはいっても中間部分のわずかな距離だけなので、あまり苦労せずに滑ることが出来ます。


第1ペアリフト降場からの滑り出しは緩やかです。

チャレンジコース中部からは斜度が急になりコース幅も狭くなります。

最後は緩やかな斜面で第1ペアリフト乗場にたどり着きます。
まとめ
初めての訪問でした。道東道の夕張IC~占冠ICが開通してからは国道274号線を通ることがなくなってしまったので、スキー場の存在すら忘れていました。
今回は十勝地方のスキー場を回った帰りに寄りました。日勝峠を超えるのは夕張IC~占冠ICが開通した2011年に以来です。
滑った感想としてはよかったです。ただ、上から通して滑るのにペアリフトを乗り継ぐしかないのは少し面倒です。山頂までのゴンドラがあればよかったのですが、ローカルスキー場にそこまで期待するのは酷かもしれません。
雪面は非常に締まった良いバーンでしたが、ジャイアントコース上部は雪が薄い箇所があったので、まだまだ雪が足りない印象でした。地域的にも雪が少ないのでパウダーを求める人には向かないと思います。

撮影日:2023/01/29
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