こんばんは北のスキーヤーです。
今回は新得山スキー場の紹介です。
国道38号線を走っていると良く見えるスキー場で、前々から行ってみたいと思っていたので行ってきました。
- オープン日(12/28)※2022-2023シーズン
- リフト運行時間
- 10:00 ~ 16:00(平日)※食堂は水・木曜日休日
- 09:30 ~ 16:00(土日祝)
アクセス
新得山スキー場は北海道新得町にある町営のローカルスキー場です。
- 札幌駅から車で約3時間(約180km)
- 新得駅から車で3分(約1.3km)
- 帯広駅から車で約1時間(約45km)
- 帯広空港から車で約1時間(約70km)
市街地のすぐ近くにあり非常にアクセスが良いです。特に新得駅は特急が停車するのでJRで行くのもありだとは思いますが、新得駅の周囲にはレンタカーがないため、レンタカーを利用する場合は帯広駅まで行く必要があります。
道東で最大規模のサホロリゾートが約10kmの距離にあるので、強風でサホロのゴンドラが止まった時の避難先としても良いと思います。
駐車場
ローカルスキー場だけあって駐車場は目の前です。センターハウスの脇や裏のスペースが駐車場となっており、歩く距離はほぼありません。(笑)
センターハウス
駐車場の目の前にあるのが、片流れ屋根が特徴的な3階建てのセンターハウスです。
1Fにパトロール事務所、2Fが食堂と売店、3Fが休憩スペースでした。トイレは1Fと3Fにありました。
食券とリフト券は売店で購入します。リフト券は1日券が2,000円、3時間券が1,200円です。
更衣室はよく見ていませんが、なかったように思います。
新得といえば新得そばですが、食堂のメニューにはなかったような気がします。(写真は撮り忘れました)
そばを食べたい人は新得町内にある「みなとや」か隣の清水町にある「目分料」がオススメです。
2Fと3Fの休憩スペースからはゲレンデが良く見えます。
この日は寒かったのですが、日が照っていてセンターハウスの暖房もかなり効いており、スキーウェアを着ていると汗をかくほどでした。
ゲレンデ
平日は10時からの営業開始なので朝早く起きる必要はありません。
この日はサホロリゾートに行きましたが、強風で複数のリフトが天候調査だったため新得山スキー場に避難してきました。
サホロリゾートとはわずかに10kmしか離れていませんが、こちらは非常に穏やかでした。
新得山スキー場には1基のペアリフトと4つのコースしかありません。まさにローカルスキー場といったシンプルさです。
向かって右側がジャイアントコース、正面がオノデラバーン(非圧雪)、中間バーンは非常にワイドな緩斜面です。
綺麗に圧雪されています。
スカイラインコースの下部は北東向きのため、終日日陰になっていました。もう少し日が高くなればコースにも日が差すでしょう。こちらも綺麗に圧雪されています。
ペアリフト
このペアリフトはそれなりの路線長がありますが、中間降場が設けられていて中間バーンに行く人はそこで降ります。山頂まで上がってしまうと初心者コースはありません。
中間バーンに刻まれたシュプールが気持ちよさそうです。
中間降場まではゆったりとした勾配ですが、過ぎると途端に勾配がきつくなります。
画像左側に連なる2つの山が雌阿寒岳と雄阿寒岳です。
新得市街もよく見えます。
センターハウスの奥に見えるのは現役の線路です。線路との近さはGALA湯沢並みでしょうか。(笑)
ジャイアントコースと中間バーン
ジャイアントコースは最大斜度20度で全長が1,000mです。
ただ、上部はオノデラバーンの扱いになっているので、滑り出しの斜度はなかなかです。
上部はコース幅があまりありません。
少し右に曲がるとコース幅が広がります。おそらくここが20度の斜面です。
ジャイアントコースを降ると幅がぐっと広がり非常にワイドな緩斜面になります。練習には最適です。
オノデラバーン
ジオノデラバーンは最大斜度32度で全長が900mの急斜面です。
こちらは非圧雪なのでいずれコブ斜面になることでしょう。
上からは下が見えないほどの急斜面です。
リフトから見ると斜度はあまりないように見えますが
横から見るとこの通り、なかなかの斜度です。
この日はコブ斜面というほどではありませんでし。軽い雪で滑りやすいかなと行ってみましたが、重い雪が荒れているだけのバーンで太腿にダメージを負いました。(笑)
コース脇にはまだ荒らされていない雪がありましたが、パウダーではなく重い雪でした。
スカイラインコース
スカイラインコースは最大斜度30度で全長1,300mのコースです。
オノデラバーンやジャイアントコースとは異なり、大きく迂回するコースになります。
滑り出しは林間コースのような緩斜面です。
尾根伝いに進んでいきます。右手には新得市街や清水市街が見えて、左手にはゲレンデが見えます。
さらに進むと少し角度のある斜面が出てきます。
ここは迂回コースがあるので迂回できます。
この斜面は日が傾いても日が差し込むので大変滑りやすかったです。
さらに進むと小屋が見えます。
小屋の周りには開けたスペースがありました。
スカイラインコースは左手に続いています。
スカイラインコースは細いコース幅で下部の斜面へと向かいます。
小屋の脇には展望台がありました。第1とあるのでその他にもあるのでしょうか。
展望台からは新得市街が良く見えました。ナイター営業があれば綺麗な夜景が見れたことでしょう。
八十八か所ということは、やはり八十八か所あるんでしょうね。
左手にコースのようなものがありますが、これは新得山観光道路なので降りると大変なことになります。
鳥居があるということはこの先に社があるのでしょうか。
気になりますが、人が立ち入った痕跡もないので止めておきました。
第1展望台をあとにするとセンターハウスに向かって飛び込むような斜面が待ち受けています。こちらに迂回コースはないので覚悟を決めてください。
恐らくここが最大斜度の30度でしょう。滑り出しは左肩下がりの片斜面です。そこを抜ければ比較的フラットなバーンになります。
下から見るとこのようになっています。最大斜度30度とありますが、すぐに緩やかになるので今回のコンディションではスピードコントロールはあまり必要ありませんでした。
まとめ
初めての訪問でしたが、かなり楽しめました。
雪面は非常に締まった良いバーンでした。ただ、前日が暴風だった影響で雪上に木の枝などのゴミが多かったです。
リフトは1基、コースも4本だけと非常にシンプルなスキー場でしたが、斜度やコース長もそこそこあるのが良いところです。
近くにあるサホロリゾートにはかないませんが、強風でゴンドラが止まった時の避難先としては非常にいいと思います。
撮影日:2023/01/28
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